「良い整体で施術を受ければ良くなる」
このように考えていませんか?
もちろん整体の技術も必要です。
しかし、手術を勧められていたり、何年、何ヶ月も続いている重症の症状では施術を受けるだけでは良くなりません。
理由は2つ。
1つ目、体は良くも悪くも元の状態に戻ろうとする機能があるから
体には自然治癒力により常に一定の状態に保つための働きがあります。
例えば、毎日体温が36・5度に保たれることや、切り傷ができても自然に元の状態に修復されること。
このように、体は状態が変化したとしても元の状態に戻すように働くという機能があります。
痛みに関しても同様で、何ヶ月も悪い状態が続いてしまうと体はその状態なりに適応しようとするため、その状態を維持しようとしてしまいます。そのため施術によって体を良い状態に変化させたとしても、悪い状態の方に戻そうと働いてしまうということが起こってしまいます。
これが、施術を受けても何日かすると元に戻ってしまうという状態です。
2つ目、悪くさせてしまっている原因があるから
体には自然治癒力があるため、放っておいても良くなる働きがあります。
にも関わらず良くならずに、むしろ悪化していってしまうのは、本人が気付かないところで悪くさせてしまっている原因があるということが考えられます。
いくら良い施術をしたとしても、悪くさせてしまうことをしてしまっていたら良くなりませんよね。
この2つの理由から、重症であればあるほど施術だけ受けてても良くならないということです。
では何が必要か?
本人の直すための努力が必要ということです。
続きは次回。