膝が痛いということは、痛くなる理由があるからです。この理由を知らないと膝は悪化していってしまいます
この記事の目次
膝が痛くなったきっかけとして、このようなことがありませんでしたか?
- 旅行に行ってたくさん歩きすぎたら次の日から違和感を感じるようになった
- 庭の草取りをするためにしゃがんで数時間作業していたら、立ち上がるのが大変になった
- 階段でバランスを崩して倒れそうになった際に膝に痛みが走った
- 気がついたら正座をする際に違和感を感じるようになっていて、膝を崩しながら正座をしていた
- 運動不足を解消するためにランニングを始めたら次の日から膝に痛みを感じるようになった
- 以前から時々膝に痛みが出ることがあったが、数日すると自然に治っていたのに、今回はなぜか痛みが続いている
このように膝が痛くなるきっかけとしては些細なことから始まることが多いです。それが長期化して、痛いのが日常になってしまうのが膝の痛みの特徴です。
それまでは痛くならなかった、もしくは痛くなってもしばらくしたら治ってたのに、なぜ今回は痛みが治らないのか?
痛くなるきっかけとしては、「やりすぎた」、「普段やらないことをした」ということがあるかもしれません。
しかし問題なのは、その痛みがなかなか引かずに慢性化してしまうことです。
それまでは良くなっていたのに、何で今回は良くならないのか?
歳のせい?
体重が増えたから?
最近運動不足だったから?
これらもあるかもしれませんが、それよりも大きな要因は体の使い方です。
加齢、体重、運動不足で体が弱っていくとイメージしていませんか?だから痛みが出ると「体が衰えてきたから・・・」と心配になりますよね?その心配になる気持ちが体の使い方に影響を与えます
歳を重ねるごとに体が衰えてきたと感じることで、今までは気にしてなかったような痛みでも「大丈夫かな?」という不安は出てくると思います。
その不安感は体の動作にも影響を与え、痛い部位に負担をかけないようにしようとの意識が働くようになるはずです。
そうすると、負担をかけない動作、痛い膝に負担をかけないような歩き方、立ち上がり方になりますね。
実はこの負担をかけないように動くことは、言い方を変えれば不自然な動き方、不自然な歩き方にになるということです。
不自然なことをしていれば、体には不自然なストレスがかかります。
あなたの膝の痛みが良くならないのは、不自然な動作(歩き方)をしていることが原因かもしれません。
まとめ
・膝の痛みが良くならないのは、年齢や体重、筋力低下だけではなく、不自然な体を使い方をしてしまうことかもしれません
・もしそうだとしたら、いくら一生懸命筋トレしても、体の使い方は変わるわけではないから痛みは良くならないということです
・痛くなかった頃はしてなかったのに、今はしてしまっている不自然な体の使い方はありませんか?