寒い日や季節の変わり目に膝の痛みが悪化することがあります。その理由について解説します
変形性膝関節症や半月板損傷などの膝に痛みが、寒い日や季節の変わり目に痛みが強くなることを経験された方は多いと思います。
なぜ関節の痛みが気温によって変化するのか解説していきます。
なぜ寒い日に膝の痛みが悪化しやすいのか?
寒い日と暖かい日の違いは気温です。
この気温の変化によって体にどのような変化が起きるのか?
単純に暖かければ、体も気温によって温められます。
体が温められることで影響を受けて変化するのは筋肉と血流です。
筋肉が温められることで血流が良くなるので、筋肉も柔らかくなります。
お風呂に入って暖められたのと同じような状態ですね。
逆に気温が寒くなるとどうなるか?
血流が悪くなり、筋肉は固くなる。
体は縮こまってしまいますよね。
膝関節の痛みと筋肉、血流の関係
膝が痛い人は膝の関節が痛いという表現をされます。
関節を構成するのは大きく分ければ骨、軟骨、靭帯で構成されます。
これらは気温差によって変化する筋肉や血流の影響を受けて変化することは少ないでしょう。
そうすると膝関節と温度は関係なさそうに思えてしまいますが、何が影響を及ぼすのか。
筋肉ですね。
膝の周りにある筋肉は関節の中は通りませんが、膝の周囲につながっています。
また、膝関節を動かすのは太ももの筋肉です、
この太ももの筋肉が冷えて固くなれば、筋肉の動きが悪くなります。
筋肉の動きが悪くなれば、膝関節の動きもスムーズに動かなくなるわけだから痛みが出やすくなりそうですね。
まとめ
・寒くなると膝の痛みが強くなるのは、膝を動かしてる筋肉が動きにくい状態になってしまうから。
・膝の痛い方は膝関節は冷やさないようにしましょう