膝の水を抜くことだけでは膝痛は治りません
膝が痛くて、整形外科に行くと、
「水が溜まってるので抜きましょう」
と言われることがよくあると思います。
すると気になるのが、
「水を抜くと癖になるって聞いたことあるけど・・・」
気になりますよね?このあたりについて解説していきます。
膝の水を抜くことは良いこと?悪いこと?
膝に溜まった水を抜いたことがある人は、水を抜くことで膝の痛みが楽になるということを知っていますので、
「溜まったら抜けばいい」
と安易に考えている人がいます。
水を抜いたことがない人は、
「抜いて癖にならないか?」
と心配です。
水を抜くことは悪いことではありません。
水を抜くことで腫れている圧迫感がなくなるので楽になります。
しかし、これは一時的な応急処置であり、対症療法です。
大事なのは水を抜いた後の対応
水が溜まるということは、膝に負担をかける何かがあるはずです。
その原因を改善しなければ、
水が溜まる→水を抜く→水が溜まる・・・・
の繰り返しになってしまいます。
しかし、実際には定期的に水を抜くために整形に行くことが当たり前という方が大勢います。
水を抜くことで見た目には腫れが引いて、それでいいようにかんじるかもしれませんが、水が溜まるほどのストレスをかけ続けてしまうということは、膝に相当な負担がかかっているということです。
それでも定期的に抜けばいいという安易な考えで不安になりませんか?
水を抜くと癖にならない?
癖になるというのは、抜いた後の処置をしっかりやらずに、そのままの生活を続けてしまうためにそれまでと同じように、膝にストレスをかけ続けてしまい、膝の炎症が強くなってしまうということです。
水はたまらなくなりますか?
もちろんです。膝にかかっていたストレス改善すれば炎症が起きなくなるので水がたまらなくなります。
まとめ
・水を抜くことは悪いことではない。
・水を抜くことで膝が楽になるということもあるので、大事な応急処置の1つです。