膝の痛みに良いとされていることは大抵間違えています。その理由を解説します。
膝痛に良いとされていることを続けても改善しません
・太ももの筋トレ
・水中ウォーキング
・膝サポーター
・サプリメント
以上のことを続けても、膝の痛みが改善することは無く、悪化させる場合もあります。
①膝サポーター
支柱の付いているサポーターをすることで、膝関節は安定し、不安感も軽減されるので動きやすくはなります。
しかし、膝の関節を固定してしまうということは、膝関節につながる筋肉の動きにも制限をかけてしまうことになります。
筋肉は動かすことで伸び縮みがしやすくなるので、膝サポーターを続けることで筋肉を伸び縮みがしにくい状態にしてしまい、その結果、膝の曲げ伸ばしができない膝を作ってしまいます。
膝の痛みが強い、膝に不安感がある場合を除いては膝にサポーターをする必要はありません。
膝はサポーターがなくても安心して歩けるようにできています。
②水中ウォーキング
膝に痛みが出ると筋力低下を指摘されるため、水中ウォーキングを勧められることが多くあります。
確かに水の中では浮力で体が浮くため、膝関節に負担をかけずに歩くことができます。
しかし、水中ウォーキングの欠点は2つあります。
1、水の中では地上とは歩き方が変わる
水中ウォーキングをするとうまく勧めないためジャンプするように歩いてしまいます。これでは地上と違う歩き方になってしまうので、効果には疑問です。
2、あくまでも水中での動きのためのトレーニング
地上では重力を受けています。水中でのトレーニングをすれば水の中で動ける体にはなるかもしれませんが、地上で使える体かどうかは別物です。
それよりも、外を正しく歩くことの方が手軽で効果もありますよ。
まとめ
・膝サポーターは使い方が大事。正しく歩けば意外と痛くない
・水中ウォーキングは膝の痛みに効果があるとは考えにくい。それよりも外を歩くだけでいい。