膝が痛くても無理して運動したほうがいい?膝が痛い時には安静にしたほうがいい?
この記事の目次
膝が痛くて病院に行くと運動をして筋力をつけるように指導をされると思います。
「筋力をつけたほうがいいから・・・」
「体重を落としたほうがいいから・・・」
「この先衰えて行く一方だから・・・」
膝が痛くて病院に言ってるのに、運動しろって言われても
「痛くてできない!」
「痛みを何とかして!」
「運動して体重を落とせなんて言われなくても分かってるよ!」
って思いますよね?
それでも痛いのをなんとかしたいし、悪化したら困るから努力されていることと思います。
動かすと痛いのに運動したほうがいいのか?
痛い時は動かさないで安静にしたほうがいいのか?
迷われるところだと思いますので、解説していきます。
【膝が痛い】無理な運動はストレスになるだけ。
病院でこのように運動するように言われたことはありませんか?
- 膝も曲げ伸ばしをして太ももの筋肉を鍛えましょう
- スクワットをして足をしっかりさせましょう
- 30分以上ウォーキングをしましょう
- 歩いて痛かったら水中ウォーキングをしましょう
- 大股を意識していい姿勢で歩きましょう
これらの運動をすることで膝周りの筋力を強化し、膝関節にかかる負担を軽くするという考えから、運動、筋トレが膝の痛みの自主トレとして指導されます。
「痛くて運動したくないんだけど、無理してやった方がいい?」
これは間違い。痛みを感じるということは、それ自体が膝に対するストレスになっているということです。
膝にかかる負担(ストレス)を軽減するために運動をしているのに、運動自体でストレスをかけてしまっては、本末転倒です。
痛みを我慢して運動して良くなることはありません。
逆に安静を指導されることもあります。
運動できないほどの膝の痛みは安静でもOK
「運動と安静どっちにしたらいいの?」
痛くて運動したくないほどならやらない方がいい。
じゃあ安静にした方がいいのかというと、それもまた違う。
安静にしてしまい、横になってばかりになってしまうと、筋力が落ちることだけでなく、血流も悪くなるので筋肉や関節が硬くなってしまう。
身体は適度に動かすことで健康が保たれているので、運動ができなくてもこれまでと同じように普通に生活することが、適度に身体を動かすということになるから。
【膝が痛い】歩くことを意識するだけで運動になる
膝が痛い方に共通しているのは、膝が痛くなるような歩き方をしているということ。
出来るだけ痛くなかった頃のように元気よく歩いてみましょう。思い切ってできると意外に楽に歩けます。
元気よく歩くということが身体にとって自然で正しい歩き方。
正しく歩ければ、膝にかかる負担は少なくなり、適度な運動になるので痛みも軽減していくということ。
まとめ
・痛みを我慢して運動しても膝へのストレスにしかならないので、無理な運動はしない
・でも安静にしても良くない。安静では筋力は落ちるし、血流が悪くなるので筋肉や関節が硬くなってしまう
・適度に身体を動かすには、普通の生活を普通に過ごすこと
・歩くと膝が痛くても元気に歩くこと。これが身体にとって正しい歩き方だから、思い切ってできると意外と痛くなく歩けます
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