痛み止めを飲めば膝の痛みが
治ると考えている方へ
痛み止めでは治らない
たまにいらっしゃるんです、痛み止めを飲めば痛みが治ると、先生に言われた通り真面目に薬を飲んでいる方。
痛み止めは飲んでいいと思いますし、必要だと思います。
痛みが強い時に飲んで楽になるんであれば、無理に痛みを我慢するよりも、飲んでしまった方がいいと思います。
しかし、痛み止めで痛くなった原因が解決するはずはありません。
痛み止めで治る人もいます
それでもたまにいるんです、
「以前痛くなった時には痛み止めだけで治ったんです」
どういうことだと思いますか?
僕が思うところとして、
①痛かったことを忘れた
②一時的に痛みがなくなることで、不自然な動作がなくなった
③痛いという不安がなくなった
治ればなんでもいい
極論ですが(他に悪影響が出ないのであれば)どんなやり方でも治ればいいと思います。
どんなに理想を語ろうが、治らないならそのやり方はダメです。
薬で治ったならそれでもいいです。
薬では痛みを作っている原因が解決されたわけではないため、根本的な改善にはならないと考えている方が大勢いますが、上の①〜③に効果があったならとても大事なことです。
上の3つにプラスして痛みを作っている原因の解決さえできれば、どんな体の痛みも改善できるはずです。
当院の治療方針として重要視していることでもあります。
まとめ
・痛みを作っていることを改善することが大事。それは、仕事だけではありません。
・薬を使うことで、痛いという不安がなくなって、不自然な動きがなくなり、痛みを忘れるようになるなら薬も大事な治療手段
・でも薬に頼りたくないですね