膝は年のせいで変形するわけではありません変形する理由があります
膝が変形しているから痛い、とお悩みのあなたへ、変形しても痛くないという事実をお伝えします。
この記事の目次
膝が変形してしまう人には変形する理由があります
中年以降の特に女性に増えていくのが、
「変形性膝関節症」
加齢、体重増加、運動不足、関節の軟骨がすり減るなどが変形する原因と考えられていますが、それだけではありません。
膝が変形してしまう理由について解説していきます。
加齢だけが原因で変形するわけではありません
レントゲンを撮って「年のせいで関節が変形してます。」とお医者様から説明を受けられたと思いますが、本当に年のせいだけなのでしょうか?
老化に伴って変形していくことは自然現象の1つです。しかし、同じ年齢でも変形してない人もいますし、30代の方でも変形している人もいます。つまり年齢だけで変形していくわけではありません。
膝が変形するのは、変形させてしまう膝の使い方をしているから
膝は太ももとスネの骨で関節を構成しています。変形しているということは、この連結部分がバランスを崩して、どちらかに傾いている状態です。つまり、足の外側か内側に偏って荷重がかかってしまう使い方をしていることによって、ストレスがかかり続け膝を変形させてしまうということです。
変形性膝関節症とは?一般的な治療法では良くなりません
一般的には、「加齢、体重増加、筋力低下に伴って膝の軟骨がすり減ることによって、関節が変形し、炎症を起こして膝に水が溜まったり、痛みを引き起こす症状」と考えられています。
治療方針としては、膝関節の負担を減らすために、太ももの筋力強化、減量、サポーターの使用と、痛みが強い場合には注射と痛み止め。
それでも良くならなければ手術も検討していくというのが一般的な治療法です。
そのため、皆さん太ももの筋トレ、ウォーキング、サプリメントで努力されていますが、なかなか良くならずに悩まれています。
一般的な治療をしても変形が進行してしまうのは痛みを抑えるための治療しかしていないから
痛みを抑えるための注射、痛み止めでは「なぜ変形してしまったのか?」が改善されていません。
また、変形してしまっていると説明がありながら、変形をさせないための治療が何も行われていません。これでは変形はますます進行してしまいます。
膝を変形させてしまう原因
実際には若くて、痩せている人や運動している人でも膝が変形してしまう方が大勢います。
逆に高齢でも、太っていても、運動していなくても変形していない人もいます。
つまり、年齢、体重、筋力は膝の変形とは無関係ということです。
本当の原因は
①姿勢(立ち方、座り方)
②歩き方
③股関節、足首の使い方
これらによって膝の変形は進行していきます。これを改善しないで、注射や痛み止め、ダイエットや筋トレをしても膝の変形は止まりません。
まとめ
・膝関節が変形する人には年齢、体重、運動以外の原因がある
・この原因を解決しないで、注射、痛み止め、ダイエット、筋トレをしても変形は進行してしまいます
・変形してしまう原因を見極め、それを改善するための治療をすることで、変形の進行は抑えられます