タイプ別、腰痛の原因について解説します
腰は前後、左右と大きな動きがあるため、動き方によって痛みの原因が変わってきます。
腰には原因がないということを前提に書いていきますので、腰自体に原因があると考えていらっしゃる方は以前の記事を見てみて下さい。
この記事の目次
腰を後ろに反らせると痛みの出るタイプ
前かがみになった状態から、体をまっすぐに起こすのもこのタイプです。
そのため、前かがみになっている方が楽なので、腰に手を当てながら、常に腰が曲がった状態になっています。
原因部位:太ももの前、腹部
体を後ろに反らせようとした際に、体の前側の緊張が抜けないので制限がかかって痛みが出るというタイプです。
ギックリ腰に多いタイプです。
腰を前かがみにすると痛いタイプ
お辞儀をすると痛みが出るタイプです。
朝顔を洗う時や、掃除機を使うと痛くなるという話がよく聞かれます。
原因部位:お尻、太ももの裏側
前かがみの格好になった際、裏側の緊張が強いことで、動作に制限がかかるために腰に痛みを感じます。
座って前かがみになると腰が痛いタイプ
デスクワークで背中の緊張が強い方がなりやすい腰痛です。
首を下に向けただけでも痛むことがあります。
原因部位:首、背中
首の横にある筋肉や脇の下の筋肉の影響を強く受ける腰痛です。
痛いのは腰でも首や背中に原因があるので見落とされやすいです。
まとめ
・3つのタイプに分けましたが、実際にはこんなにはっきりは分かれません。混合していたり、原因部位もあちこちにあったりします。
・痛い腰自体を治療する必要はありません。