うつ伏せは腰に負担がかかるから良くないと言います。ではなぜ、うつ伏せが楽な人もいるのでしょう?
なぜうつ伏せは良くない?
腰が痛い方がうつ伏せで寝るのは良くないと聞くことがあります。実際、腰痛のあるほとんどの方は横向きで寝ていらっしゃいます。
でもたまに、
「うつ伏せが楽なんでうつ伏せで寝てます」
という方もいらっしゃいます。
これはどういうことなんでしょうか?
腰痛の原因によって楽な姿勢が変わる
腰痛の原因は人によって様々です。
その原因によって楽な姿勢も変わってきます。
一般的には体を丸めた格好の横向きが楽なケースが多いです。
また、仰向けだと膝を立てたり、膝の下にクッションを入れて、膝が軽く曲がった状態を作ると楽だというケースも多いです。
しかし、たまに
「この格好だと楽じゃない。うつ伏せが楽」
と言われる方もいます。
これは、腰痛の原因が人によって違うため、楽な姿勢も変わってくるということです。
反り腰が強く出ている方は、横向きや仰向けで膝を曲げた状態が楽だと言います。このような方は腹部や太ももの前側が腰痛の原因になっている方です。
逆にうつ伏せが楽だという方は、お尻や太ももの裏側が腰痛の原因になっているケースが多いです。
もちろん、全てに当てはまるわけではありませんが、楽な姿勢を確認するだけで、腰痛の原因がどこにあるのか分かったりもします。
セルフケアとしてストレッチをする場合でも、「この向きの寝方が楽だから、こっち側のストレッチを重点的にやろう」という参考にもなると思います。
まとめ
・どの向きが楽かで腰痛の原因部位がわかる
・やってみて楽な向きで寝れば良い