脊柱管狭窄症の具体的な改善法
脊柱管狭窄症は腰だけの問題ではなく、全身の使い方、日常生活での負担、癖が腰に負担をかけていることが原因です。
そのため、短期間で劇的に改善することは稀で、2〜3ヶ月をかけて生活と体を見直していく必要があります。
そのための具体的な改善するためのステップについて解説していきます。
1、日常生活を見直す
脊柱管狭窄症は年齢だけが原因ではなく、生活習慣、仕事、姿勢、体の使い方などが積み重なった結果、腰に負担がかかって発症する疾患です。
何が腰に負担をかけている原因なのかを突き止めて、それを改善していきます。
2、筋肉の柔軟性を改善する
脊柱管狭窄症の方は、腰だけでなく、股関節や太ももの筋肉の柔軟性が低下していることも特徴です。
体の部位別のトレーニングではなく、歩くことを中心に生活の中で動くことを継続していくことで、関節、筋肉の柔軟性を取り戻し、正しく歩ける体づくりをしていきます。
3、正しい歩き方で歩く
脊柱管狭窄症は歩くと足のしびれや痛みが強くなってしまうことから、歩くことを避けて安静にしてしまう傾向が強いです。
しかし、歩くことを避け、安静にしてしまってはますます歩けなくなってしまいます。
脊柱管狭窄症の方は特有の姿勢で歩かれます。
この歩き方が逆に腰に負担をかけてしまうので、ますます歩くことが大変になってしまいます。
正しい姿勢で歩く習慣をつけることが、最も大事な治療です。