痛みが無くなったら治ったと考えてしまいます。
しかし症状が何年も継続してる重症な慢性痛の場合はそうではありません。
骨折や打撲のような怪我や、ぎっくり腰のような短期的に痛くなった場合には痛みが無くなったら良くなったと判断ができます。
ですが慢性痛はこれまでの生活習慣や体の使い方の結果、症状を発症しているため、良くなったからといってそれまで努力をやめてしまったら体は元に戻ってしまうからです。
糖尿病の治療と同様です。
食事や生活習慣を見直すことで糖尿の数値が良くなったとしても、それをやめてしまったら戻ってしまいますよね?
慢性痛を改善するには、施術で体を変えることだけでなく、生活習慣や体の使い方を改善し、それを継続していくこと。
そして、それが当たり前のこととして身に付くようにする。
この状態が維持できること、これが本当の意味で治ったということです。