病院で検査をして言われるのは、「変形しています」か「異常なし」のどちらかです
以下のような股関節痛でお悩みではありませんか?
・あぐらがかけない
・階段の上り下りが大変
・自分で爪切りができない
・靴下を履くのが大変
・車の乗り降りが辛い
このような股関節痛があるにも関わらず、病院で検査を受けると
「異常ありません」
と言われることがよくあります。なぜなのでしょうか?
なぜ痛いのにレントゲンでは異常なしなのか
レントゲンでお医者様が見るのは骨や関節です。
変形性股関節症のようにレントゲンで異常がみつかるものもありますが、実際には骨や関節に異常がないケースも多いです。
股関節痛の病名として多いのが、「変形性股関節症」ですのでそれに当てはまらず、骨や関節にも異常が見られないと病院としても診断がつけられないので、異常なしとなってしまいます。
異常がなければ病院としても治療の仕方がないので、
「湿布と痛み止めで様子を見ましょう」
となってしまいます。
これだけでは良くならないし、患者様も納得ができないので、別の病院を受診されます。
しかし、そこでもできることは同じですから「異常なし」と言われてしまいます。
股関節が痛くなる原因は?
股関節痛の原因
・骨盤、股関節のゆがみ
・無意識にやっている股関節に負担をかけない動作
・股関節に関わる筋肉の緊張
・バランスの悪い歩き方
これらはレントゲンには写りません。
実際に身体の動作や緊張を見ることで理解できることです。
原因を作り出しているものは?
上の原因にもそうなる原因があります。
・横坐りの習慣がある
・歩き方に癖がある
・重心が偏っている
ほんの一部ですが、このような要因の積み重ねが骨盤や股関節のゆがみを作ったり、負担のかかる歩き方にしてしまいます。
これらを改善することが根本的な改善のための治療です。
これらを改善しないで、痛みにだけ注目してしまうと、どんな治療を受けても必ず再発してしまいます。
まとめ
・股関節痛で検査をしても異常が見つからないのは、骨や関節が原因で痛いわけではないから
・股関節に負担をかけている動作を改善すれば、股関節は楽になります。楽になれば痛みもなくなっていきます。