公益財団法人日本医療機能評価機構が発表している腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドラインによると、
「画像上の椎間板ヘルニアは多くの無症状の成人に見られる所見である」
「MRIをはじめとする高度医療装置の普及で無症状椎間板ヘルニアを目にすることが珍しくなくなった」
とあります。(ネットで検索すれば見ることができます)
つまり、ヘルニアが見つかってもほとんどの場合で痛みとは関係ないということ。
これを国が認めているということです。
ヘルニアと痛みは関係ないんだから他のことが原因で痛いということです。
(あくまでも大多数の場合。手術が必要なケースもあります)
だったらほとんどの場合で手術の必要はないということになります。
痛みの本当の原因に対して施術していけばいい。
「ヘルニアだから痛い」との解釈と
「ヘルニアはあっても痛くない、だからあっても関係ない」との解釈では、原因と考えているものが違うため、アプローチの方法も全く別物になっていきます。
ヘルニアと診断されてなかなか良くならない方は、ヘルニアに対しての考え方を変えて、アプローチの仕方も変えてみるといいと思います。