座っていると腰が痛くなって座っていられない場合の対処法
この記事の目次
座ってるよりも立っている方が楽なんです
腰痛の方で長時間座っていると腰が痛くなるという方は多いと思います。
ひどい方では座っているよりも立ってる方が楽だからと、当院にいらっしゃった際にも立ったまま話を聞いていく方がいらっしゃいます。
そんな方は以下に当てはまりませんか?
・10分も座っていられない
・座っているとお尻の辺りがしびれてくる
・レントゲンでは異常なしと言われた
・長時間の車の移動が辛い、運転に不安がある
・痛み止めや湿布が手放せない
座っているのが辛くなる原因
座っている状態と立っている状態では使われる筋肉が違います。
また、座った際の体のクセ、使い方、意識によってどの部位に力が入るのか、力が抜けなくなるのかによって人それぞれの原因が変わってきます。
どうすれば楽に座れるようになるか
もちろん、専門のところに行って診ていただくことに越したことはないのですが、行かなくてもすぐにできる対処法をいくつかご紹介いたします。
その人によってどうすれば楽なのかも違ってきますので、実際にて試して楽なやり方を探してみて下さい。
座布団を使って座り方を変える
座らなければいけない状況というのは、日常生活の中で必ずあります。その時のためにもすぐに実践、工夫してみて下さい。
まず、座った時に腰をまっすぐにした方が楽なのか、丸くした方が楽なのかを確認してみて下さい。
この時に腰を丸くすると猫背になるから良くないと考える方が多いと思いますが、大事なのは痛みが出ない姿勢を探すことです。
痛いのを我慢して背筋を伸ばす姿勢では余計に腰痛は悪化します。
腰の楽な感じが確認できたら座布団を用意して下さい。
座布団を半分に折っていただき、腰を伸ばした方が楽な方はお尻の後ろ側に座布団を入れて腰が立つ状態を補助できるようにしましょう。
逆に腰を丸めて方が楽な方はお尻の前側に座布団を入れましょう。上と同様に腰が丸くなる状態を補助できるようにです。
座布団を使う際のポイント
伸ばすにしろ、丸めるにしろ、どの程度の角度が楽なのかを探すのが大事です。
座布団やクッションをいくつか使いながら微調整して、とにかく楽な位置を探して下さい。
まとめ
・姿勢が悪く見えても丸くなって楽ならそれでOK
・痛い姿勢を我慢して良くなることはない
・痛みを我慢することはその痛みを悪化させ、他の部位も痛くする