ヘルニアや坐骨神経痛がある人はぎっくり腰になりやすく、何度も繰り返してしまいます。
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ぎっくり腰について。一度なると癖になるわけではありませんが、なったことがない人もいるのに毎年のように繰り返してしまう人がいることは事実
毎年のように、しかも年に何回もぎっくり腰になる人もいて、そんな方は、
「もうぎっくり腰が癖になってるからしょうがない」
とおっしゃっていました。一般的にもぎっくり腰は癖になるというイメージがあると思います。
確かに一年に何度もぎっくり腰になる方はいらっしゃいますが、ほとんどの方は短期間に繰り返すことは稀です。
しかし、ヘルニアや坐骨神経痛がある方は何度もなりやすい傾向にあります。
ヘルニアや坐骨神経痛があるということは、常に腰に負担をかけた生活しているということ。ヘルニアだからぎっくり腰になるのではなく、腰に負担をかけ続けているから再発しやすい
ヘルニアや坐骨神経痛がいつまでも治らずに長引いている方は、無意識に腰に負担をかけ続けているから良くならないのです。
当然本人は負担をかけているという意識はなく、むしろ、負担をかけないように生活しているはずです。
それでも良くならないということは、負担をかけないようにしていることが、実は負担をかけてしまっているということです。
だから、どんなに治療をしても、負担をかけないように意識しても、ストレッチをしても、コルセットをしても良くならないのです。
そうやって知らず知らずのうちに常に負担をかけ続けてしまっていたら、何かの拍子にぎっくり腰になりやすくなってしまいますね。
ぎっくり腰を繰り返していれば、その度に自分の腰に自信がなくなってしまいます。不安ばかりが強くなり腰、ヘルニア、坐骨神経痛の症状はますます悪化してしまいます
ぎっくり腰になれば、そのきっかけになった動作をこれまでよりも警戒するようになり、腰に負担をかけないように体を固めて動くようになるはずです。
こうやって体をどんどん固めていってしまいますね。
この体を固めた動作がさらにヘルニア、坐骨神経痛の症状を悪化させてしまっているのです。
ぎっくり腰を繰り返し、ヘルニア、坐骨神経痛が良くならないあなたへ
「ロボット見たいな動き方をしていませんか?」
まとめ
・・ぎっくり腰が癖になるわけではないが、繰り返す人は繰り返してしまう原因を無意識のうちに自分で作っている。
・それに気がつかないからぎっくり腰を繰り返し、ヘルニア、坐骨神経痛が良くならない