「オスグッドだから安静にするように言われたけど、いつまで安静にすればいいの?」
「オスグッドは使いすぎが原因と言われたけど本当?」
オスグッドは使い過ぎが原因ではありません。だから安静にしても良くなりません。
この記事はオスグッドと診断されて、安静にしてるけど良くならない、早くスポーツに復帰させてあげたいという親御さんのために書きました。
この記事の目次
オスグッドは安静にしても良くならない
病院でオスグッドと診断されると、
「使い過ぎが原因だから安静にして運動も控えるように」
と指導されることが多い。そのため、部活や運動を休んで湿布や痛み止めで様子を見るということになるが、それでも良くならないと、
<いつまで安静にしていれば良くなるの?>
<今までと同じように練習してるのに使いすぎ?>
子供達は色々なことが不安になってしまいます。
オスグッドは使い過ぎが原因ではありません。本当に使い過ぎが原因なら同じように練習しているチームメイトもオスグッドになってしまうはず。
何よりも、子供達の短い学生期間に何ヶ月も運動を休ませて後悔させたくないし、早く復帰させてあげたいということが子供を思う親の気持ちだと思います。
オスグッドが安静で良くならないのは原因が放置されたままだから
オスグッドで膝が痛くなると、痛い部位に炎症が起きているから炎症が治まるまで安静にしましょうと指導されます。
炎症と言われると、運動をしているし、成長期のいわゆる成長痛だろうから仕方ないことだろうと納得してしまいますが、ではなぜ炎症が起きてしまうのでしょう?
使い過ぎが原因なら、同じように練習しているチームメイトも同様に炎症を起こすはず。
成長期が原因で炎症を起こすなら成長期の子供はみんなオスグッドになってしまいます。
原因は運動のやり過ぎでも、成長期でもありません。
膝が痛くなる、ストレスをかける身体の使い方をしてしまっていることが原因です。
オスグッドで痛い今と、痛くなる前とでは歩き方や走り方が変わってしまってはいませんか?
客観的に見て膝が痛くなりそうな歩き方。
その身体の使い方が膝にストレスをかけて痛みを引き起こしてしまっているということです。
<オスグッド>安静で良くならないから何とかしてあげたいのが親心
早く運動に復帰させてあげたい
安静だけではなく、できる治療はしてあげたい
子供を痛みから解放させてあげたい
チームメイトに遅れを取ってしまうという子供の不安を取ってあげたい
このような気持ちがあるのは、私も子供を持つ親として思うところです。
しかし、病院では安静で痛みが治まるのを痛み止めと湿布で待ちましょうとしか治療はしてくれません。
「オスグッド」安静では良くならないから正しく動いて良くする
オスグッドは使い過ぎが原因ではないので、安静にする必要はありません。
痛みを悪化させないようにしてしまう、悪い使い方になってしまっていることが逆に膝に負担をかけてしまっていることが原因です。
つまり、この使い方を変えてあげればいい。
であれば、安静ではなく正しく使っていくことで身体にそれが身についていくので、結果的に痛みが早く治る。
これを本人が理解できて、実行できれば
「運動したらまた痛くなるんじゃないか?」
という不安が無くなります。
安静にして痛みが治まったとしても、
「また痛くなるんじゃないか?」
という不安は残ってしまい、思い切ったプレーができなくなってしまいます。
ただ痛みがなくなればいい、ではなく、不安なくプレーできる状態まで回復してこそ、本当の意味で治ったということになるはずです。
『女性自身』神の手治療院企画で掲載されました!