ストレッチ、アイシングでオスグッドは良くなりません
なぜオスグッド(成長痛)がなかなか良くならないのか
オスグッドに限らず、他の症状にも言えることですが、治療に何ヶ月の通っているのに改善が見られないということの原因は3つ
・間違った治療を受け続けている
・自分で間違った対処法をしている
・知らず知らずのうちに膝に負担をかけている
一般的に常識と言われていたことが、実は間違えているということが分かってきています。
やってはいけない対処法
ストレッチ
一般的に指導されている太ももの前側を伸ばすストレッチは逆効果です。
なぜなら、オスグッドはこの太ももの筋肉が伸ばされて痛みが出る状態です。
それをさらにストレッチで伸ばしてしまうのは余計に膝にストレスをかけてしまいます。
アイシング
幹部を冷やすと感覚が鈍くなるので痛みが軽減します。
しかし、これは炎症を一時的に抑えているだけであって、痛みの原因を改善するための処置ではありません。
湿布やマッサージ
これらが悪いわけではありませんが、痛い部位に湿布やマッサージをしても痛みを引き起こしている原因に対しての処置ではありませんので、これらで治るということはありません。
アイシング、湿布、マッサージはその時は痛みが軽減するかもしれませんが、時間が経てば痛みはすぐに出てきます。
これらを理解しないで、何となくアイシング、湿布、マッサージでは悪化するのを先延ばししているだけになってしまいます。
まとめ
・オスグッドに太もものストレッチ、マッサージ、痛い場所のアイシングでは応急処置程度の効果しかありません
・適切に処置すれば1ヶ月以内にスポーツに復帰できます